医療費の自己負担がどのくらいになるかチェック

てきすと

医療費の自己負担算出の際には「高額療養費制度」の存在を忘れずに

入院したときにかかる費用として、医療費に自己負担部分や入院しているときに摂る食事の費用、差額ベッド料金、その他雑費などがあげられます。それぞれの項目はどの程度見込むべきであるか、計算を行ってみましょう。

1ヶ月の自己負担上限の金額

医療費の自己負担金額が高額になりますと、定められた金額以上の部分は払い戻しとなります。会社の健康保険組合に入っている場合は、その会社が定めた附加給付として、例をあげると「1ヶ月に25,000円を超過する医療費は還付」などの制度を設けている場合が多いようです。こうした附加給付がある方は1ヶ月あたりの自己負担上限の金額は少なくすることが出来るでしょう。

1ヶ月の入院中にかかる食事の費用

公的医療保険がきいているとき、入院しているときの自己負担する金額は780円と決まっています。したがって30日分は23,400円となります。

1ヶ月の差額ベッド料金

もし、個室など差額ベッド料金が請求される病室に入る希望があるのでしたら、差額ベッド料金を考慮しなくてはいけません。しかし、患者が入りたいと希望しなくてもベッドが空いていなければ、仕方なく差額ベッド料金を払わなくてはいけないと思っている患者もいるようですが、患者本人が希望していない場合など、差額ベッド料金を請求してはいけないという事例があります。これについては「入院時のベッド料金」を参考にして下さい。

1ヶ月のその他雑費

入院しているときに使用するパジャマ、テレビ代、雑誌などから、入退院のときに利用する交通費や家族の行き来のための交通費などがその他雑費に含まれます。また、小さな子供がいる場合は、面倒見てくれる両親や友人知人などが近くにいない場合、ベビーシッターに依頼する費用がかかる場合もあります。

入院したときにかかる医療費などの費用計算

考えなくてはいけない項目例

  • 1.医療費の自己負担金額(高額療養費制度や健保組合の附加給付など考慮)
  • 2.入院中にかかる食費
  • 3.差額ベッド料金
  • 4.その他雑費など

以上の項目で得られた合計が1ヶ月にかかる入院関連の費用となります。

会社を経営しているCさんの場合

会社を経営しているCさん(50歳)。

自己負担金額

145,140円

入院中にかかる食費

23,400円(780円×30日分)

差額ベッド料金

540,000円(18,000円×30日分)

その他雑費など

120,000円

合計

828,540円

Cさんは上位所得者です。1ヶ月にかかる医療費は90万円前後と予想します。
「入院しているときも社員が面会などのために度々くるだろうし、経営に関する機密事項が漏れる心配があるためやむなく個室に入らざるを得ない。差額ベッド料金として1日18,000円程度は見込んでおきたい。その他雑費などは12万円もあれば足りるだろう。」

独身で実家に住んでいるDさんの場合

独身で実家に住んでいるDさん(25歳)。

自己負担金額

30,000円

入院中にかかる食費

23,400円(780円×30日分)

その他雑費など

20,000円

合計

73,400円

勤めている会社の健保組合の1ヶ月あたりの自己負担金額の上限が30,000円。
「個室に入る必要性もないため差額ベッド料金のかからない大部屋に入院予定。テレビを見ることもないのでその他雑費は20,000円程度で足りるだろう。」

※Dさんは実家に住んでいるため家賃や水道光熱費などの生活維持費の支出を観がる必要がありません。ただし、各種保険料や車のローンなどがあれば考えなくてはいけませんが、それでも入院したときの経済的なリスクは低いタイプといえます。

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