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誰でも入れるかわりに低すぎる保障内容
どなたでも加入できることをアピールしている民間医療保険もあります。しかし、この保険は「どのようなものでも保障される保険」というのではありません。むしろ役に立たないことが殆どだと思って下さい。
「誰でも加入することの出来る保険」は、普通は入るときに必要な「告知義務」が必要ありません。保険会社が保険に入った方の選択をしないので、「無選択型」と呼びます。保険会社が保険に入った方の選択をしないため保険料が高く、しかも契約したらすぐに保障がスタートする訳ではありません。
保障開始は契約してから91日以降
最初の保険料を保険会社が受け取った日にちから90日の期間は保障対象とならず、実際に保障が始まるのは90日が過ぎてからです。保障対象期間は5年のものがもっとも多く、更新を行うたびに保険料が高くなるという特徴があります。
1入院限度日数は45日、60日など、通算限度日数も120日ほどと、一般の民間医療保険よりずっと短めに設定されています。
医学上重要な関係の病気は保障外
また、契約する前に煩った疾病はもちろん、契約してから煩った疾病に対しても、保障期間の開始前にかかった場合や、医学上重要な関係のある疾病だった場合は入院給付金の支給対象となりません。つまり、現在治療している疾病はもちろんのこと、保障のスタート前にかかってしまった疾病を原因とした入院や手術に対しては保障から外れてしまいます。
医学上重要な関係のある病気の一例 |
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病名 |
医学上重要な関係の病気 |
高血圧症 |
高血圧症を原因とする心臓疾患、脳血管疾患、腎臓疾患 |
糖尿病 |
糖尿病を原因とする腎症、網膜症、白内障 |
大腸ポリープ |
大腸ポリープを原因とする大腸がん |
動脈硬化症 |
動脈硬化症を原因とする脳血管疾患 |
胆石症 |
胆石症を原因とする胆のうがん、胆管炎 |
肝機能障害 |
肝機能障害を原因とする慢性肝炎、肝硬変、肝がん |
高尿酸血症 |
高尿酸血症を原因とする痛風 |
※医学上重要な関係の病気とは、病名が違っても、医学上特に関係があると思われる一連の病気のことを指す。
「誰でも入れる保険」に入りたい方とは?
こうしてみるとほとんど保障されないといってもよい内容であるにもかかわらず、「誰でも入ることが出来る保険」に加入したい人とはどのような人でしょうか。おそらく以前に大きな疾病にかかったとか、現在治療中であるなどの理由から、告知義務のある一般の民間医療保険に入ることの出来ない人ではないかと思われます。
40代を迎え50、60代となってからの入院は、既に煩っている疾病の繰り返しか、それに関係する疾病を原因とするものがおおかたといってよいでしょう。たとえ保険料の支払いを継続していても入院したときに給付金が支給される可能性はたいへん低いのではないでしょうか。
このようなことにならぬよう、保険料分を貯金に充て、いざというときの医療費に充てることが出来れば、すでにかかっている疾病の治療にも役立つだろうと思います。
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